第1チャクラをサポートする植物

/人生の基盤を揺るぎないものにし、地に足をつけて現実を生きるためには、この第1チャクラを調えることが必須となってきます。

第1チャクラは、7つのチャクラの中で一番下にあるチャクラです。ルートチャクラとも呼ばれ、生きるための根本となるエネルギーと深く関わっています。現実の世界で、肉体としての自分を生かすための本能的な思考や行動が関わっている場所と言えます。

第1チャクラが対応している臓器は副腎。ここは体のシステムを安定させるための基礎となる様々なホルモンをつくっている臓器です。ストレスを感じた時に放出されるホルモン「アドレナリン」も、この副腎が関わっています。

この第1チャクラが乱れている時に感じるのは、無気力感、不安、恐怖、孤独感、絶望感など。こうしたネガティブな感情は、一見よくないものとして捉えられがちですが、思慮深く行動することで命を守るためには必要なものです。しかしこういった感情ばかりにとらわれると、アドレナリンをはじめとするホルモンバランスが崩れ、うつ状態となり、精神的にも肉体的にも、生きていくことが難しくなってしまいかねません。

第1チャクラが調っていると、自分のしっかりとしたブレのない基盤を感じることができます。本能的にネガティブな感情を感じても、それを受け入れた上で、自分自身に安心・安全をもたらし、自信と落ち着きを与えることができます。そこで、そのサポートとなる植物をいくつかご紹介します。

第1チャクラのサポートとなる植物
アトラスシダーウッド
古代エジプトでミイラを作る際に活用されていた神聖な木です。どっしりした力強い樹木の力を感じ、大地に深く根を張ってぶれのない状態になることを助けてくれます。大地との繋がりを感じ、「一人ではない」という感覚を感じさせてくれます。

ミルラ
アトラスシダーウッドと同じく古代エジプトで活用されていましたが、中国でも没薬として古くから重宝されていました。硬くなった心身を柔らかく解きほぐし、体の根元からエネルギーを吸い上げやすくして他の上位チャクラへ繋げることを助けてくれます。

ジンジャー
スパイスとしても身近で取り入れやすい生姜。根っこの部分を取り入れるため、根の役割と言える「支える」力や「エネルギーを取り込む」力をそのまま取り入れられます。身体も心も温めて大地からのエネルギーを循環させ、生命力を高めて目標に向かうサポートとなります。

セージ
人生の土台となる「家庭」の象徴とも言われ、健康的で愛情に満ちた環境に身を置くことで免疫力を高めて健康的な人生を送るサポートをしてくれます。他人からの愛情だけではなく、自分が自分を包み込む愛情を持つことも教えてくれます。

こうした植物の力を借りて、静かに自分と向き合ってみることをお勧めします。無意識のうちに、リスク回避のための行動しかしていないと気づいたら、第1チャクラを調えることで、新たな発見があるかもしれません。

続いて次回は、第2チャクラについて書いていきます。